OpenMG AudioなSDAudio-Kyocera WX310K- [メカ的趣味]

私の携帯電話「WX310K」(Kyocera製WILLCOM社PHS)はアプリをダウンロードすることでMP3、ATRAC3、ATRAC3plusの音楽を再生できるようになる。今日はその記録媒体を1GB(前は512MB。これは中古品ショップに1400円で売却)のものに切り替えたので、こちらでうだうだやってみたい。電話機については本家のこのカテゴリでも何回かうだうだ述べているから、そちらもよければ、ご覧くださいな。

この携帯、転送には電話機のマスストレージ機能を用いて音楽を転送するんだが、そのためにはBeatJam for WX310Kというジャストシステム製の付属ソフトが必要と、Kyoceraは言っておる。でも、SonicStageでもATRAC Audio Deviceと認識され、転送できるんですよ。だから、私はBeatJamをインストールせず、SonicStageで転送処理を行っている。BeatJamはビジュアルに力を入れすぎているせいで、ファイル管理がやりにくいとも思ったしね。

でも、記録媒体はminiSD。みなさん、「えっ?」って思いませんでした?
普通、OpenMG Audio形式ファイルをメモリーカードに転送する際には、転送したデバイス以外での再生防止を目的として、OpenMGの著作権保護技術に加えてMagicGate機能で二重にガードするため(まあ、OpenMG単体でもそういうことは可能だけどね)、Memory Stick(PRO)Duoを用いるはず。ところが、MagicGateとは何の互換性もない、言ってしまえばSONYの「敵」であるPanasonic系統のメモリーカードがSONY系統の音楽ファイルに対応しているんですよ。なんか変じゃありません?

miniSDにもSDMIという著作権保護技術が導入されているが、そもそもこれはSDAudio形式ファイルのためのもので、OpenMGには互換性がないため適用できない。私はSDMIのために、SonicStageではWX310Kが認識されないと思っていた。でも、認識される。これはどういうことだろう?
私が思うに、この携帯はNW-E507などのように、MagicGate機能を使わないようにして転送処理を行っているからだろう。SDMIもそれに伴って、無視されている可能性が高い。フラッシュメモリーウォークマンはメモリーの取り外しができないからMagicGateが入っていないもんね。

ちなみに、この携帯の音質はというと、通話音質は文句なし。声がはっきり聞こえる。ただ、ウォークマン機能はどっちとも言えないね。若干高音域が強調された音質だから。MDR-EX51SPという、低音域重視のヘッドホンを使っても、ちょっと軽いなあと思うくらいだもの。まあ、携帯の付加機能だから、こんなこと言っても仕方ないけど。

ちなみにKyoceraはSONY寄りでもなく、かといってPanasonic寄りでもない中立企業だからこんなふうに折衷した形を取ったのかもしれない。これを足がかりにしてWILLCOMにSony Ericsson製の端末が導入されるんじゃないかと皮算用しているのは私だけだろうか…
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