なんちゃってDVD-Audio [日記]

東日本大震災の発生から早2週間。あっという間でもあり、時間が止まったままのようにも思える微妙な感覚ですが、なんとかやってますよ。テレビもラジオも通常番組に戻りつつありますし、コマーシャルがACジャパンばっかりで埋め尽くされる日々もそろそろ終わりに近いことでしょう。さすがにどのチャンネルのコマーシャルも「ポポポポ~ン!」とか「今私たちにできること」とかではうんざりしてきますしね…どうもこんばんは。震災関係の情報を聞くと気が滅入るので、しばらくCDを聴きながら通勤することにした早乙女乱子です。今週もそれは変わらないだろうなあ…
まあ、こんな前置きはおいといて、今回は久々にメカ系なお話。

先週の月曜、NHK-FMにて放送された「今日は1日大瀧詠一三昧」。父のリクエストで、いつものごとくオーディオアダプター経由でパソコンに録音していました(ウォークマンで録音という選択肢もあったが、エンコーダーの性能が低くて音質が悪く、なおかつバッテリーが半日も持たないのでやめた)。まあ、マルチパスが発生して受信状態が悪かったのと、レコーディングソフトのエラーで第三部の終盤6分が録音できなかったのは残念ですが、音質はそんなに悪くないですよ。
ちなみにフォーマットは音質面と編集面で16bit 44.1KHzのWAVにしたんだが、そうファイル数4つでサイズが6GB。これをCD-Rに分割すると12枚というとんでもない枚数になる。かといってこのデータをそのままDVDに焼くと父の環境ではパソコンでしか再生できない。そんなわけでいろいろ考えたわけですが、ふとリビングのブルーレイディスクレコーダーを見てひらめきました。「DVD-Video形式のDVD-Audio」を作ればいいじゃんと。要するに、DVD-Audioもどき。録音で作ったWAVファイルを16bit 48KHzにリサンプリングして、適当な画像と組み合わせてオーサリングすれば2枚に収まって、なおかつ音質をほとんど劣化させることなくブルーレイディスクレコーダーでも再生できるようになる。調べてみると、そんなに難しくない作業みたいでしたし。そんなわけで、実際にやりましたよ。ところが…

意外にも苦労した。リサンプリングはTMPGEncの無料版で問題なくできたけど、問題はその先のオーサリングソフト。最初に使ったオーサリングソフトはTMPGEnc Authoring Works4の体験版なんだけど、まともに動くのは素材編集からメニュー作成まで。推奨動作環境以上のスペックを持つというのに、変換が始まるとパソコンがハングアップするという謎状態。体験版を使ったのがいけなかったのかもしれない。でも、たった1回使うだけなのに製品版を買うのはもったいないしね。まあ、TMPGEnc Authoring Works4はインターフェイスがわかりやすくてかなり使いやすいとわかっただけでも収穫か。DVD編集をかなりやるようになったら、パソコンの買い換えと一緒に購入を検討するか。現状では新しいパソコンもこのソフトの製品版もいらないけど…

そんなこんなで検索し直すこと昨日半日。検索ワードを何度か変更するうちにこのページに到着。そしてこのページでMuxmanというオーサリングソフトに出会いました。いろいろ調べてみると、数多あるフリーのオーサリングソフトと違ってPCM音源をそのままオーサリングしてくれるとのこと。このページのチュートリアルもわかりやすかったし、最終的にこのソフトに切り替えました。まあ、フレーム数を計算してtxtファイルを作らないとチャプター設定ができないというのが非常にめんどくさい…そこが唯一の欠点かな。でも動作は軽快だし、エラーを出すことなく変換してくれたし、これはこれでOK。ってか、最初からこのソフトを使えばよかったよね…ライティングにはimgburnが使えたし、オーサリングが完了してからは本当に楽でした。前半分のディスクも、後半分のディスクもブルーレイディスクレコーダーで問題なく再生できましたし。

ちなみに、この結果に至るまで丸2日。回り道をしすぎたけど、無事に作れたから結果オーライですわ。フリーソフトで非圧縮のDVDが作れるのもわかったし、同じような長時間録音をするときにはまたやってみようっと。
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